羊飼いの礼拝

 


目次

◆天地創造
◆アダムの創造
◆女の創造
◆蛇の誘惑
◆楽園追放
◆楽園追放
◆カインとアベル
◆ノアの箱舟
◆大洪水
◆鳩を放つ(ミレイ)
◆鳩を放つ(ドレ)
◆ノアの祭壇
◆受胎告知
◆羊飼いの礼拝
◆東方三博士の旅
◆三博士の礼拝
◆エルサレム入城
◆弟子の足を洗うキリスト
◆最後の晩餐
◆ゲッセマネの祈り
◆聖衣剥奪
◆十字架の下での悲しみ
◆十字架降下
◆我に触れるな
◆キリストの洗礼1
◆キリストの洗礼2
◆悪魔の誘惑
◆ペテロとアンデレの召命
◆マタイの召命

日本聖書協会発行『アートバイブル』より
『アートバイブル』の絵の使用については、当サイトより日本聖書協会に申請をして、同協会より許諾を得ています。」2007N10010 ●聖書からの黙想は、:坂野慧吉著「創世記」『新聖書講解シリーズ:旧約1」(いのちのことば社発行):を参照しています。

「名画で巡る聖書の旅」

バイブル・アンド・アート・ミニストリーズ / 代表 町田 俊之

■第14回 リベラの「羊飼いの礼拝」(1650年、パリ、ルーヴル美術館)

14、リベラの「羊飼いの礼拝」 <アートバイブル:p.17>

◆ 聖書箇所
 さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。
  御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」
  すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現われて、神を賛美して言った。「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」
  御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。」そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどり子とを捜し当てた。それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。それを聞いた人たちはみな、羊飼いの話したことに驚いた。
  しかしマリヤは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。
 -ルカ2:8〜20節- (新改訳)

 

◆聖書からの黙想
 幼子イエスの誕生は、「野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた」羊飼いたちに最初に知らされました。神は、この社会の底辺で生きている人々を決して忘れておられません。かえって、そのような人々に神様の恵みを知らせてくださるお方です。
  羊飼いたちは、神の顕現に恐れと驚きを示しますが、御使いのことばを聞くと、すぐに行動に示しました。ここには羊飼いたちの単純で素直な信仰を見ることが出来ます。彼らは信じたことば通り、マリヤとヨセフ、それに布にくるまれ飼葉おけに寝ておられるイエスを発見するのでした。
  神様は、この地上に神のひとり子であるイエスを誕生させてくださいました。それは、イスラエルの民にとっても、全世界の人々にとっても喜びと希望に満ちた出来事でありました。

◆絵画からの瞑想

・クリスマス:Christmas=Christ+mass キリスト+ミサ(礼拝)
・ポ語:フェリス・ナタール=喜び、生まれる(誕生・聖誕)
・ルカの福音書にこうあります。「その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。」
・ 実は、キリストの誕生の知らせを最初に聞いたのは、野原で羊の世話をしていた羊飼いたちでした。キリストの誕生のすばらしい知らせを最初に聞いたのは、貧しい、社会の底辺で生きている人々だったのです。
・天使たちが語りました。「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ、主メシアである。」「あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」
・羊飼いたちは天使からその知らせを聞いて、すぐに出かけていきました。そして、確かに布にくるまって、飼い葉桶に寝ておられるキリストを見つけるのです。・・・ここには神の声にすぐに従った羊飼いたちの信仰の姿を見ることができます。
・生まれたばかりのキリストの前で、敬虔に礼拝している羊飼いたち。
・まさに、これこそが人類最初の「クリスマスの日」でありました。・・・名もなき人々がそこにいた。
・スペインのバロック時代の画家、ホセ・リベラは、貧しい羊飼いたちの人間性を強調して描いています。よーく見ると、背景は天使の声を聞いている羊飼いの様子です。(時間的相違が描かれている)

*クリスマスを、もしほかの言葉で説明するとしたら「神が人となられた日」のことです。
*キリストは、マリヤの胎の中に、そして歴史の中に、そして飼い葉桶の中にお生まれになりました。


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