シュヴァイツァーに学ぶ >>シュヴァイツァーの生涯(PDFファイル)
15 召天
1957年5月23日、同労者であった妻のヘレーネが79歳の生涯を終えて召天した。その8年後1965年9月4日午後11時24分に、シュヴァイツァーは老衰による脳血行不全により90年の地上生涯を終えた。
1週間前から病床についていたシュヴァイツァーは、娘のレーナと病院従業者に祈られ、バッハのオルガン曲を聴きながら静かに息を引き取った。病室の外には何百人もの黒人が立ちつくして祈っていた。
翌日午前5時半に、シュヴァイツァーの死去を告げる鐘が鳴らされ、午後3時から葬儀がおこなわれた。おびただしい数の人々が出席して別れを悲しんだ。
40歳の時に「生への畏敬」理念を思いつき、それに基づく文化哲学を構築する一方、医者としてアフリカで活動し、戦争中帰国した時には、牧師として説教し、さらにはパイプオルガニストとして精力的に演奏した。1954年11月には79
歳にしてそれまでの活動が評価されてノーベル平和賞を受賞した。その後は原爆実験中止を訴える生命を発して、積極的に世界平和のために努力した。その間もアフリカで医療活動に従事した。
医者、牧師、学者、パイプオルガニストとしての生涯にわたる活動――。20歳の時に、自らのライフワークを正しく発見してそれを実現して、神のため人のために70年もの間活動した。
ライフワークの発見と実現の理想像を我々はここに見ることができる。
若い時には特に、日々聖書に親しむこと、自分自身を冷静に客観的に吟味することガ必要である。神にとって何が喜ばれることなのか、自分は何をしているときに一番生きがいを感じるのだろうか。これらの答えを正しく把握することガ大切である。
さらに、ライフワークが明らかになっても、それが実現するのには多くの乗り越えるべき障害物があること。神はあえて障害物を置かれることによって、信仰者を訓練氏、成長を促されること――。
シュヴァイツァーの生涯から学んだ事を、自分の生活にも役立てていきたいと思う。

(シュヴァイツァー)
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